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2010.10.19

訴える犬

忙しいときにかぎって「お外にいきたいです」と訴える黒いお嬢さま。
う、夕方のお散歩はもう済んだではありませんか。
かーさんはあと2ページ訳したいのよ(涙)
泣く泣く特別サービスで夜のお散歩に出かけたら、道ばたの草をむしゃむしゃむしゃ……
深夜に「胸がむかむかします」とアピールされたら困るなぁ。
 
 
 
《夏休み・伊豆高原ドッグフォレストにて》 ←近ごろ写真を撮っていないので
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出版翻訳者の生活はこんな毎日です。
凛のおかげで一日三回もお散歩に行けた(?)わたしは、まだ引きこもり度が低いかも。

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2010.10.11

『ノンストップ!』サイモン・カーニック


 
 
 10月になると、年間ベスト・ミステリ投票が気になりはじめます。いま読み残していた有望作品を消化しているところですが、昨日読了したばかりのサイモン・カーニック著『ノンストップ!』(文春文庫)は、刊行以来各書評子が絶賛しているとおりのおもしろさ。ぜひぜひご一読を。


プチ感想はこちら
 
 


今日は真夏日を記録しそうな暑さです。秋はいずこへ。
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2010.10.02

イヤイヤな犬

 うちのお嬢さまは、飼い主が諭すように話をするとたいがいのことは言うことを聞く。言葉はわからないのに――以前、凛が意味を把握していると思われる単語を数えたら、200~300ワードはあったけれど――、顔を近づけてじっくり話すと、不思議と逆らわない。そのかわり、こちらが毅然とした態度を示さずに、ただ口先で「だめ」と言ってもどこ吹く風、なところはある。彼女なりに何が禁じられていて、どこまでなら許されるか自己判断しているフシがある。

 そんなお嬢さまの自己判断基準のひとつは「恐怖心」。大きな音、黒い物体、異音を発する物……などが身近に迫ると、ちょっとくらい諭したところで飼い主の思うように動いてはくれない。恐怖があるレベルに達すると、たとえ目の前にビーフジャーキーをちらつかされても、お嬢さまはびくともしない。その場でフリーズするか、自分が安全だと思う方向にリードを引きちぎらんばかりに猛進しようとする。

 今朝はいつもの公園の出口に向かう階段を下りているとき、100メートルくらい先にお嬢さまの天敵のラブラドールを発見。毎度おなじみのノーリードなので、こちらからは絶対にそばに行かないようにしている。が、昨夏、公道でノーリード状態のその犬に遭遇してしまい、マズルをガブッとやられてしまった。

 今朝もその犬を見たとたん、お嬢さまはフリーズした。1年経っても、絶対に忘れない。ついでに言うなら、4年前に自分を噛んだ犬のことも忘れていない。ともかく、ラブラドールが見えない場所まで戻って時間稼ぎしてから帰ろうかと思ったら、それもイヤだという。そう、後退すると別の天敵がいることをわかっているのだ。こうなったらおやつでつって誘導することもできない。

 困ったものだ。帰宅時間が迫っている。しかたがないから17キロのお嬢さまを抱きあげて階段を下りてきた。目が「怖い、怖い」と恐怖を訴えている。それでも、おとなしく抱かれている。ああ、お嬢さまがフリーズするたびに、いつかわたしは腰をぎくっとやってしまうのではないか。目下の心配はそれである。
 
 
 
 
《こんなゴキゲンな顔で公園を歩いていたこともあったのに》 
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