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2008.12.15

急かされる犬

 いよいよ年末が迫り、何かと忙しくなってきました。

 テニススクールはあと2回、レンタルコートのテニス会が1回、そのほか第九などのコンサート2回、観劇1回……って、ぜんぶお遊び系の予定か(笑)。いやいや人間ドッグも予約しているし、いつも買いものをしている化粧品店がポイントがたまったのでフェイスエステをしてくれるというし、クリスマスには注文してあるケーキも取りにいかなければならないし、そうだ年賀状をまだ印刷していないではないか!

 もちろん朝夕の凛のお散歩をこなしながら、通常どおり仕事もしています。今月中に仕上げなければならないシノプシス1本を書きながら、次の本の準備も。できれば次の本の1章分でも訳してからお正月を迎えたいところ。

 そんなこんなで毎日ばたばたばたばた、ばたばたばたばた。でも、凛の散歩は突発性のちょっとしたできごとがよく起こるので、つねに時間(と気持ち)に余裕を持っていなければなりません。だから「あと1時間、いや30分でいいから時間をくださいっ!」と天に祈りたくなる12月を過ごしています。いきおい凛を急かしがちですけれど、なにせ生きものですから思うようにはいきません。家のなかでは完璧にわたしの言うことをきく--というか叱られるようなことをまったくしない--のですが、とくに戸外ではマイペース犬にヘンシ~ンするので、彼女が無防備に外の空気を楽しんでいるときにデンジャラスな場面に遭遇しないよう、飼い主は緊張の日々です。

 おととい、いつもの動物病院に行ったときのこと。ほぼ治った膿皮症の最終チェックをしてもらおうと、混みあう待合室を避けて病院裏の公園で順番待ちをしていました。

 すると、遠くからノーリードの白い小型犬がこちらに走ってきて、凛に向かって吠えたてます。わたしはとっさに凛を抱きあげ、一触即発の事態を避けようとしましたが、先方の飼い主さんは「あら~、うちの子なら大丈夫ですよ」と言って、まったくのんびりしたご様子。歯をむき出して吠えているというのに、何が大丈夫なんじゃと言いたくなりましたが、(犬が)ケンカになって流血事件になることだけは回避したい。「うちの子はいきなりそばに来られると、警戒しますので」と言ってやんわりと「怪我をしても知らないよ~」光線を送ると、ようやく自分の犬を呼び寄せました。まったく「小型犬だから危険はない」という非常識な常識は改めてもらいたいものです。現に凛は「この子は大丈夫」と飼い主さんが言いはる小型犬に何度か噛まれているのですから。

 10月から何度か膿皮症で通院しているうちに、凛は病院ですっかり「ビビリ犬の甲斐犬」という烙印を押されてしまいました。「片山さ~ん」と呼ばれると、なんとかしてその場から逃げだそうと馬鹿力を総動員しますので、診察台に乗せるのも乗せておくのも一苦労。やれやれ。膿皮症の診察ついでに混合ワクチンも打ってもらったから、これでしばらく病院に行かずにすみそう。ふう。忙しさのあまり、つい凛を急かしてしまいますが、できるだけゆとりを持って年末年始を迎えたいと思います。


《近所の犬友さんにつくってもらったランニング。毎朝いつもの公園で会うおじさま&おばさまたちに好評です》
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《わたしを見あげ、「こっちに行ってもいい?」と聞いているところ》 
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2008.12.11

留守番に飽きた犬

 昨夜はミステリ忘年会で道玄坂へ。
 年に一度のミステリ翻訳関係の大忘年会、今年は何百人参加していたのかしら。

 去年、同じ忘年会で会った同業者数人と「ランチ行こうよ」と約束していたにもかかわらず、実現しないまま今年の忘年会で会い、お互い苦笑い。それぞれ忙しい時期が違うので、数人が集まろうとするとスケジュール調整が難しいのです。

 名作の新訳が出るなど一読者としては嬉しい反面、新しい作家の邦訳数が減り、版元は刊行作品を以前よりシビアに厳選しているのではないかとか、リーディング依頼の回数が減っているとか、売れ行きが鈍いシリーズものの打ち切り決定がすばやいとか……業界の苦境を思うとしかたのないことではあるのだけれど、なんとも寂しい話が多く。

「いい本=売れる本」ではないのはもちろんのこと、「おもしろい本=売れる本」とも言いきれない現状で、どの版元も翻訳者も何を出せば読んでもらえるのかを考える日々。自分が読みたい、訳したい本と世間に受けいれられる本とのギャップを埋める着地点を探している気がします。翻訳者サイドとしては、けっきょく数多く原書に触れ、翻訳力を伸ばし、自分の専門分野をしっかりと確立させることしかないんだよねと励ましあって解散した夜でした。

 これで参加を予定していた忘年会はおしまい。でも、今月はまだ何度か外出の予定が残っています。お留守番続きでいじける凛に「ごめん」とあやまりつつ、せめてもの罪滅ぼしにおニューのボールで「とってこい」をさせないと。(すぐに破壊されてしまうけれど。)

《不穏な空気を感じとっている凛》
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《わたしの外出を確信し、いじけている凛。このあとすぐに自主的にケージのなかへ》
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2008.12.09

留守番する犬

 忘年会シーズン到来です。今年は一週間に3件。むむぅ、われながらすごいスケジュールだ(笑)。

 とうぜんながら、凛はおうちでお留守番。わたしが夜に出かける日は昼間からなんとなくバタバタしていたり、夕方のお散歩がちょっと早い時間だったりで、凛は落ち着かない午後を過ごすみたいです。わたしの行動ひとつひとつをじ~~~~っと怪しそうに見ています。ふだん、わたしが洗濯物をたたんでタンスにしまってどったんばったんしていても、無防備きわまりない格好ででれ~んと昼寝しているくせに、外出時に着る服を探してタンスを開け閉めしているときはじ~~~~っと観察。そして、あるとき観念したようにすっくと立ちあがり、自らケージにはいってお留守番体勢にはいる。なぜだろう。お留守番は嫌いなくせに。

 昨夜はノンフィクション出版翻訳忘年会で神楽坂へ。おつきあいのある編集者や翻訳者のかたたちにご挨拶したり、メールや電話でしかやりとりをしたことがない編集者のかたと初めてお会いしたり。あまり更新していないこのブログをご覧になっているかたが意外に多く、初めてお話したかたに「ワンちゃんはお留守番ですか?」と聞かれてびっくりでした。

 出版業界の人々が集まる場所では、ごく一部のベストセラーをのぞけば、あまり景気のいい話は聞こえてきません。でも、好きで選んだ仕事です。わたしもなんとか来年は持ちこみを成功させたいものです。

 
 
《おやつを見つめる真剣な目》
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《新しいウェアを試着中。ちょっと嫌がってる?》 
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《いつもの公園でゴキゲンな鼻デカ写真》 
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