« 遠くに友を持つ犬 | Main | 逃げる犬 »

2008.04.09

聞きわける犬

 帰宅した家族の足音だとか、自分の家の車の音を聞きわけるという犬の話をよく聞きます。

 凛の場合、自分の家の車はもちろんのこと、宅配便とネットスーパーと生協の配達車の音を聞きわけます!

 わたしは自宅にこもって仕事をしているので、本や原稿のやりとりのほか、通販やらネットスーパーに注文したものの配達で、ほぼ毎日、多いときは一日に3~4回、その手の車が来ます。

 とくに凛のお気に入りは宅配便Y社のトラック。凛が二階にいるときにわが家の前にぴたっと止まると、インターホンが鳴る前に全速力で階段を駆けおり、トラックがよく見える一階のベランダに直行します。

 ほかの宅配会社のときはインターホンが鳴ってからベランダに行くのに、なぜY社にだけ敏感に反応するのか。飼い主にはよくわかりません。とにかくベランダまで猛ダッシュするのです。ときにはゆうらゆうらとしっぽを振りながら、Y社のドライバーのお兄さんが次の配達先に向かうのを眺めています。

 配達以外でインターホンが鳴ったときにも、誰が来たのかベランダまでようすを見にいくくせに、なぜか生協の個配の車が来たときは無反応。生協の配達が来るころ、わたしは仕事に没頭していることが多く、インターホンが鳴っても応答しないのです。配達先が留守のときは玄関先に置いていってくれますから、あとで荷物を家のなかに入れていました。そんなことが何度か続いたのち、凛まで「生協の車が止まる→インターホンが鳴る→知らんぷり」となってしまいました。
 ううむ。飼い主の行動がしっかり観察されているなぁ。

 ニンゲンの食料に混じって、たまに凛のおやつも届くせいか、ネットスーパーの配達車も大好き。いまのところインターホンが鳴ってから反応することのほうが多いですが、ときどき車の音を聞きつけてベランダに直行し、じっとわたしの顔を見て「来たよ」と教えます。

 そう、凛はいろんなことを目で教えます。何かを訴えるときはわたしをじっと見て気づいてくれるのを待つのです。トイレに行きたいとか、切羽詰まった用のときはぴいぴい鳴くこともありますが、そんなときですら、まずは玄関をじっと見て、それからわたしを見つめて「お外に連れていってください」と訴えます。凛が家のなかで吠えるということがほとんどないので、わが家はほんとうに静かです。


Img_0525_1

《ぼんやりしているようで、じつはよく観察している目》

|

« 遠くに友を持つ犬 | Main | 逃げる犬 »

Comments

>心月さん

いらっしゃいませ。拙訳『Gの法則』をブログで紹介してくださってありがとうございます!
編集部が知恵を絞ってつけたタイトルの説明までしていただき、編集部もきっと悦ぶと思います。担当者に心月さんのブログURLを知らせておきますね。
ダイヤモンド社から御本を出されているのですね! わたしは第三編集部の編集長にお世話になっております。いつかダイヤモンド社がらみの集まりでお会いするかもしれませんが、そのときにはどうぞよろしくお願いいたします。
仕事より犬の話がメインになってしまったブログですけれど、よかったらまたのぞいてやってください。

Posted by: 片山 | 2008.04.17 at 11:08

こんにちは!!
Gの法則読みました。

私の毎日つけている「感謝日記」が、理論的に書かれていて、偶然なのですが、すごーく嬉しかったのです。
どうもありがとうございます。
とっても素晴らしい内容の本なので、たくさんの方に読んでもらいたいと思います。

片山さんの今後、ますますのご活躍を祈ります。

うちにいた愛犬も、私の車の音をはるか遠くからなのに聞きつけて、うれしそうに待機していたようです。
本当にかわいいです。

Posted by: 心月 | 2008.04.17 at 08:28

>やまぶどうさん

こんばんは。うちの子は室内飼いでとりたててトレーニングもしていませんが、それでも音を聞きわける/ものを見分ける力はすばらしいなあと思います。
思わず凛に「よく見てるねぇ~」と話しかけてしまうほどです(笑)。

「多少、我が儘なところ」……はい、うちの子もそうです(苦笑)。

Posted by: 片山 | 2008.04.11 at 19:09

お早うございます。
頷きながら、記事を読ませていただきました。先代の竜は、家の裏にいても、私が玄関を一歩出た時の履き物の音を聞き分けて、吠え方が違いました。
甲斐犬は、他の犬種に比べて飼い主の顔(表情)をよく見ると思います。多少、我が儘なところもありますが、良いパートナーですね。

Posted by: やまぶどう | 2008.04.11 at 06:29

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 遠くに友を持つ犬 | Main | 逃げる犬 »