« August 2006 | Main | November 2006 »

2006.10.23

ルーツ

Img_0072_1_1







 先日、甲斐犬発祥の地といわれる旧・芦安村(現・南アルプス市)に行ってきました。山間の静かな集落。いまは甲斐犬も数匹いる程度とのことで(観光案内所の担当者談)、残念ながら甲斐犬のルーツの地に住む仲間には会えずじまいでした。

 芦安地区の入り口に立っている看板をパチリ。うちの凛も横から見ると胸が厚く、おなかがえぐれるような急カーブを描いているけれど、この看板の甲斐犬もかなりたくましい体育会系の体つきです。



《看板近くの川辺で》

Img_0073_1_1

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.10.11

犬の本:『日本犬 血統を守るたたかい』





 よく「どうして甲斐犬を飼うことにしたの?」と訊かれます。

「中型犬までしか飼えない借家住まいだから」とか「主人に忠実な犬だから」とか、それなりの理由はあったのだけれど、決め手は子犬のかわいらしさでした。真っ黒でむくむくとしたツキノワグマの子どものような姿に一目惚れしてしまったのです。

 甲斐犬の並はずれた運動意欲を満たす苦労はありますが、世間で凶暴だと思われているのはかなりの部分が誤解。無駄吠えをしないし、シェパードの半分の時間で訓練できるという頭のよさのおかげで、ある意味ではとても飼いやすい犬種ともいえます。

 この本はそんな甲斐犬を含め、秋田犬、柴犬、北海道犬、紀州犬、四国犬など、日本犬の魅力にとりつかれ、その血統を未来につなぐことに精力を注いできた人々を追ったルポタージュです。

 各章の見出しから一部を抜き書きしてみましょう。

 忠犬ハチ公から「アキタ・ドッグ」まで
 縄文犬・柴犬のルーツを探る
 甲斐犬と二十四年――人の心を読みとる犬たち
 勇敢な獣猟犬は従順な家庭犬でもある
 犬とともに山に生きる「マタギ村長」の意地
 ほんわか、なごみ系の四国犬・かや
 ニッポンの「犬道」を極める!

 海外との交流が増えるにつれて、日本犬は洋犬との雑種化が進み、戦中の犬の飼育禁止命令で純血種は壊滅的な打撃を受けました。そのときわずかながらに残った犬たちを慎重に交配し、いまに至ります。主人以外になつかない、気性が荒いなど、洋犬に比べて飼いにくいといわれる日本犬。けれども、この本の見出しの一部を見るだけでも、日本犬の魅力と血統を守ってきた人々の熱意が感じられます。

 甲斐犬の場合、猟や山岳救助、展覧会出陳を目的に飼育されるケースが多いのですが、わが家はたんなる家庭犬として凛を飼っています。チャンピオン犬の血をひいているかどうかはどうでもいい。展覧会も興味なし。健康で、わが家のかわいい家族でいてくれれば満足です。

 でも、管理や訓練がたいへんな展覧会に出陳し続け、体格や気性を考えながら交配して日本犬の血統を大切に守ってきた人々がいます。だからこそ、いくつかの犬種はこうしていまも残っています。いっぽう、海外で人気が出たアキタ・ドッグは、日本にいる秋田犬とはかけはなれた毛色や体格をしているとか。たかが犬、されど犬。血統を守る意味を再考させられたリポートでした。

 わが家の近くには夕方になると数十匹の犬が集まる広い公園がありますが、日ごろ、よく見かける日本犬は柴犬のみ。ぜひ見てみたいのが、甲斐犬と似た虎模様を持つという琉球犬。熱心な保存活動のおかげで、近年は頭数が増えているとか。でも、甲斐犬以上にご近所では会いそうにない犬種だなあ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2006.10.10

1歳になりました

Img_0070








 この夏は(というか、気がついたら秋になっていた)仕事が忙しく、ほぼ2か月ぶりのココログ更新。
 先日、凛はめでたく1歳の誕生日を迎えました。甘ったれの赤ちゃんだったのに、いつの間にかいろんなことができるようになりました。
 わたしが外出する気配を察して、自分からケージにはいってお留守番モードになったり、風邪や怪我で寝込んでいるとぺろぺろ舐めにきたり、オスワリとマテのほかにお手もできるようになったり。
 でも、一歳になってもあいかわらずの甘ったれ。一階の居間にいれば凛のフードも水もおもちゃもあるのに、わざわざ二階の仕事部屋にやってきて、わたしがパソコンの前から立ちあがるのをじっと待っています。
 写真は誕生日にプレゼントした象さんのぬいぐるみをかじかじしているところです。この数日後、まず象さんの耳をターゲットにして、ひきちぎってあいた穴から綿を抜きました。あっという間に破壊工作完了です。かわいそうな象さん。ナムアミダブツ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« August 2006 | Main | November 2006 »