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2005.04.04

4月になって

 季節はずれの大雪としつこい風邪に悩まされた3月も終わり、4月になって新年度突入。年度替わりも翻訳者にはあまり関係ありませんが、新年度はかわりばえのない毎日をなんとかより楽しく充実した日々にしたいものです。

 たまには読書報告など。
『漢方小説』(中島たい子著、集英社)
 みのり(31歳)は元カレが結婚すると知ったその日から、原因不明の震えに襲われる。何軒も病院を回り、検査を受けたがこれといった病気は見つからず、最後に藁にすがる思いで訪れたのが漢方診療所。懇切丁寧に診てくれる漢方医にかすかな恋心を抱きながら、みのりはしだいに自分を取り戻していく。
 とくに事件は起こらないし、少々変わった主人公と、そのまわりの少々変わった友人たちの描写とともに日々が流れていくだけ。ただ、その「少々変わった」ところを漢方風に説明している点がユニークで、この作品に不思議な魅力を加えています。すばる文学賞受賞作。

 今はエッセイを2冊併読中。

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