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2005.04.28

GW前夜

 なんと世のなかには、明日から10連休のかたもいらっしゃるとか。まさしくゴールデン・ウィークですね。
 そんなに休んだら連休明けの締め切りに間に合わないので、わたしはちょっとだけ休んで、あとはまじめに仕事をします。

 先週からホワイトアスパラ、グリーンアスパラ、筍……と春の味覚を堪能。ちょっとシアワセ。

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2005.04.22

映画

映画

 今月は久しぶりに札幌駅真上にあるシネコンへ。やっと《アビエイター》を観てきました。

 モデルになったハワード・ヒューズについては、“映画と飛行機にのめりこんだ富豪”というくらいしか知識がないままに観たのですが、そんなことばでは言い尽くせない(いろんな意味で)むちゃくちゃな人生を送ったと知り、彼に興味がわいてきました。

 デカプリオの演技がよかった。子どものころにすりこまれた“潔癖性”が深刻な事態に変化していくプロセスは、観ていて恐ろしいほどでした。ヒューズは(映画のなかでは明らかにしていないのですが)おそらく強迫性障害だったのでしょう。以前、『強迫性障害を自宅で治そう!』という本を訳したことがあるので、よけいにヒューズの苦しみと混乱が身近に感じられました。

 この作品は、ヒューズの人となりを描くことに成功していると思います。ひとつ大きくうなずけるのは、彼の誕生から最期の日までを通して描くのではなく、彼の人生のごく一部から印象的なエピソードを選びだしてつないでいる点です。たとえば、ホテル業に触手を伸ばした時代や晩年の奇妙で孤独な生活などは、まったくあるいはほとんど描かれていません。そのため、映画と飛行機とふたりの女性が強く印象に残り、逆にヒューズという人物がより鮮明に観客に記憶されるのです。すべてを語りすぎない演出に想像力をかきたてられました。

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2005.04.12

日差し

 春らしい暖かな日。今シーズンはじめてベランダに洗濯物を干しました。この季節は黄砂が怖い。昨年はベランダの網戸が真っ黄色になった日がありましたが、今日は風が弱いので干してもだいじょうぶかな。

 最近読了した本。
『豚を盗む』佐藤正午著
 1986~2004年のあいだに執筆したエッセイと短篇を収録。出会いや別れ、さまざまなことを繰り返しながら生きる日々。淡々と綴られた日々の暮らしには発見がいっぱい。16歳の少年だったころを描いた「ファーストキス」は、予想外のほろ苦さがあってよかった。エッセイ中、何度か登場する「高校時代の同級生の女性」の存在が気になる。

『となり町戦争』三崎亜記著
 ある日、隣りあう町どうしが行政の事業計画にのっとって戦争を始める。主人公は戦時を実感できないまま、役場で戦争担当部署に勤める女性との奇妙な同居生活を強いられる。
 広報や回覧板で知らされる戦争? 荒唐無稽な設定に主人公自身が「おかしい」と思いながら、ずるずると戦争に引きずりこまれる。開戦が唐突なら、終戦も唐突だ。だが、絵空事の世界は、見えないところで確実に増えていく「戦死者」数で、にわかに恐怖の実体を生みだす。

 今は持ち込み用の未訳原書と日本人作家のエッセイを併読中。

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2005.04.11

読めない

 先週、Mariners vs. Rangersのゲームをぼんやり眺めていて、RangersにTeixeiraという選手を見つけました。へ? なんて読むの? 実況アナウンサーの発音を聞いても、わたしの頭のなかでは綴りとうまく結びつきません。

 おおっ、三省堂の『固有名詞英語発音辞典』を調べたら、ちゃーんと載っていました。「ていいしぇいいら」? Teixeiraを「ていいしぇいいら」と読むんですか。ポルトガル系ね。ふーん。アナウンサーは「い」をひとつかふたつ省いて発音していたように聞こえたんですが。

 2003年4月にメジャー・デビューを果たしたとか。この2年間は140試合以上に出場しているのに、わたしの記憶に残っていませんでした。ごめんなさい、もう覚えました、Teixeiraさん。やっぱり発音しにくいけど。

 MLBのオフィシャル・サイトによると、Teixeira選手はメリーランド州アナポリスの出身。『アメリカ50州を読む地図』の解説では、州民の割合は上位からアフリカ系23%、英国系20%、ドイツ系18%などだとか。メリーランド州にとくに多い名前というのでもないのかな……と、Teixeiraが読めなかったばかりに、今抱えている仕事と関係ないところで延々と調べものをしてしまいました。

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2005.04.05

流行

 今日、数年ぶりに従兄から電話がありました。もうすぐ渋谷でジンギスカン専門店をオープンさせるので、友だちに宣伝してほしいとのこと。

 え、なんでまた東京でジンギスカンなの?

 聞けば、東京ではジンギスカンがブームだというではありませんか。ぜんぜん知らなかったぞ、そんなこと。(と、電話を切ったあとで別人にいうと、え、そんなことも知らないのとバカにされましたが。)

 ジンギスカンで痩せるってテレビが言ってた? うっそぉ。道産子は子どものときからジンギスカンを食べてるぞぉ。痩せるなんて聞いたことがない。それに、けっこう油っぽいから、大人になるにつれてだんだん食べなくなるような気がするけどねぇ。

 でも、ブームなのだそうです。既存の東京のジンギスカン店は行列ができるほどの人気だとか。へええ。

 従兄の店は109の近くに1号店オープンの予定。北海道産の食材にこだわって、道産子だから知ってるホンモノのジンギスカンの味を広めると言っていました。なので、ある日、上京したわたしに「渋谷でジンギスカンを食べよう!」と誘われたら、おつきあいください>お友だちのみなさま。

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2005.04.04

4月になって

 季節はずれの大雪としつこい風邪に悩まされた3月も終わり、4月になって新年度突入。年度替わりも翻訳者にはあまり関係ありませんが、新年度はかわりばえのない毎日をなんとかより楽しく充実した日々にしたいものです。

 たまには読書報告など。
『漢方小説』(中島たい子著、集英社)
 みのり(31歳)は元カレが結婚すると知ったその日から、原因不明の震えに襲われる。何軒も病院を回り、検査を受けたがこれといった病気は見つからず、最後に藁にすがる思いで訪れたのが漢方診療所。懇切丁寧に診てくれる漢方医にかすかな恋心を抱きながら、みのりはしだいに自分を取り戻していく。
 とくに事件は起こらないし、少々変わった主人公と、そのまわりの少々変わった友人たちの描写とともに日々が流れていくだけ。ただ、その「少々変わった」ところを漢方風に説明している点がユニークで、この作品に不思議な魅力を加えています。すばる文学賞受賞作。

 今はエッセイを2冊併読中。

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