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2005.03.23

遠くにありて思うもの

 このところ台風や地震など自然災害が続いています。先日も九州で大地震。玄界島の倒壊した家屋や、天神のビルから割れ落ちた大量のガラス。またしてもテレビに恐ろしい光景が映し出されていました。

 揺れの大きかった地域に学生時代からの友人が住んでいます。地震直後は電話がつながりにくいので、1日おいてから友人宅に電話しましたが、まだつながりません。彼女や家族に怪我はなかっただろうか、建てたばかりの新居は無事だっただろうかと、連絡がとれるまでは落ち着かない時間を過ごしていました。昨日、ようやく元気な声がきけて、ほっと一安心。家族も家も無事よ、と明るくいったそばから涙声になっていく友人。よほど怖かったのでしょう。それもそのはず、地震時はやはり揺れの大きかった地域にあるおじいちゃんの家に子どもが泊まりにいっていたので、家族全員の安否が確認できるまで生きた心地がしなかったそうです。

 学生時代は互いのアパートが近かったこともあり、彼女とは夜中に一緒に英文学のレポートを書き、同じ作家について書いていた卒論の資料集めを協力しあい、コンパやらケーキの食べ歩きやら、大学生活のありとあらゆる時間を共有した仲です。卒業後はそれぞれ違う土地で暮らし、めったに会えなくなりましたが、何かあったら真っ先に相談するのが彼女。遠くに住んでいても、わたしにとっていまだに特別な友人です。

「遠くにいても、こうして心配しあえる友だちがいるって幸せなことだよね」まだべそをかいている声をききながら、無事でいてくれてよかったとしみじみ思いました。

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