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2005.01.14

キャンセル

 この冬の(遊びの)テーマは犬ぞりとクロスカントリー。でもって、今週は某リゾートホテルに2泊して犬ぞりをするはずでした。

 ところが。

 連れに仕事が入り、ひとりで行くのもつまんないので前々日にホテルをキャンセルすることにしました。あーあ、滅多に2泊なんてできないのになー、とぶつくさいいながら予約センターに電話をすると、なんと直前のキャンセルだというのにペナルティはなし。え~、キャンセル料かからないんですか? 冬場は人気のリゾートなのに、わたしが予約したときもほとんど満室だったのに、なんて太っ腹な。

 そういえばニセコの某温泉ホテルも、台風が近づいていることがわかり、前日に予約を取り消したというのにノー・チャージ。たしか直前キャンセルの理由をきかれて、「台風が来そうなので……」といったら「ではキャンセル料はちょうだいしませんので、またの機会にお越しください」と優しくいってくださったような。あれはキャンセル理由が台風だったからなのかしら。

 だからというわけでもないのですが、このニセコのホテルは3年半ほどの札幌生活のあいだに、10回は(ちょっとオーバーかな)泊まりにいきました。食事は並だし、建物も古め。だけど、お湯がとてもいい。これだけは自信をもって勧められます。温泉からあがると膝小僧がぴかぴかに光るくらい美肌の湯で、体がよく温まるんです。部屋によっては窓から羊蹄山の美しい稜線が間近に見えます。わたしはいつも羊蹄山側の温泉展望風呂付きの部屋を予約して、羊蹄山を眺めながら何度もお風呂につかります。そして、化粧水をつけるのがもったいないほどツルツルのお肌を楽しむんです。残念ながら、この幸せはせいぜい1日しか続かないのですが。

《ただいま読書中!》
 新潮文庫版『体の贈り物』(レベッカ・ブラウン)を読書中。単行本刊行時にかなり話題になった連作短編集です。
 語り手の「私」はホームケア・ワーカーで、さまざまな患者の家庭を訪ね、彼らの日常を綴っていきます。まったく予備知識なしに読みはじめても、「私」が訪ねる患者たちがどんな問題を抱えているのか、おそらく短編一作目からわかるでしょう。語り手の五感を通して伝えられる患者の汗や台所の散らかりぐあいなどから、痛々しいほどにわずかな生の証が感じられます。
「患者」とか「病気」とか「介護」なんていうことばが出てくると、よほどその手のトピックに興味がなければ敬遠しがちですよね。でもね、まさに生きていることは「贈り物」であると思える作品です。文庫版が出たことですし、未読のかたは是非読んでいただきたいな。

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