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2004.06.20

6月20日

 いつもと同じ平凡な日曜日。朝起きて、食事をつくって食べて、洗濯をして、片づけものをして、メールをチェックして、ちょっと休憩して、仕事して。

 ふと、いまのわたしと同じ年に、父が胃ガンの手術をしたことを思い出しました。いつも補欠どまりだったのに、なぜかあの年わたしは、はじめて運動会のリレーの選手に選ばれました。運動会当日、父はすでに退院していたものの、まだ体力が回復していないのに娘の晴れ舞台を見にきてくれました。大勢の父兄がつめかけた小学校のグラウンドで、ゴザの上に座った父の背中がなんだかとてもしんどそうで、嬉しいような申し訳ないような、なんともいえない気持ちだったのを覚えています。

 いまのわたしと同じ年に、母は中1のわたしを筆頭に小4の弟、小2の妹と3人の子どもの子育て中でした。あのころ母の父、つまりわたしの祖父が寝たきりでした。子どもたちはもうさほど手がかからないとはいえ、祖父の介護でたいへんだったはずです。父の母、つまりわたしの祖母がこの年に胃ガンで亡くなっていますから、嫁としてあれこれ気苦労も多かったことでしょう。

 当時、両親がそれぞれ大きな責任を背負い、つらい経験をして生活していたことを思うと、年は同じでも自分はまだ半人前のような気がします。はたして、わたしの人生はこれでいいのだろうか。自分の人生に何か置き忘れたものがあるように思います――ともかく、きょう、わたしはひとつ年をとりました。

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